進学から就職まで、一貫して支援する

ソーシャルモビリティ・ジャパンは、メンタリング・資金支援・進路サポートを通じて、十分な機会を得にくい学生の、大学進学から初期キャリアまでを一貫して支えます。

明るい日差しの中、大学の建物へ続く並木道。

力はある。結果につながらない。

経済的・社会的な事情で十分な機会に恵まれない学生は、進学・奨学金・就職の結果を決める局面で、必要な支援を受けられていません。

  • 自分の経験や価値観が言葉で整理できていない
  • 出願書類で強みが伝わらない
  • 大学と奨学金の選び方が定まらない
  • 面接で力を出し切れない
  • 学びと将来の仕事が結びついていない

機会は入口にすぎません。重要な局面で力を出しきれるかどうかが、結果を分けます。

ソーシャルモビリティ

ソーシャルモビリティ(社会的流動性)とは、生まれ育った環境が、その人の将来にどれだけ影響するかを示す考え方です。

OECDでは、親世代と比べて教育、所得、キャリアをどれだけ高められるかを見る指標として扱われています。

社会的流動性が高い社会では、本人の力や努力が結果につながりやすくなります。低い社会では、出発点の不利がその後の進路にも残りやすくなります。

社会的流動性指数(主要地域の比較)

説明用の指数です(0-100。数値が高いほど流動性が高い)。

1Denmark
85.2
2Norway
83.6
3Finland
83.6
4Sweden
83.5
5Iceland
82.7
6Netherlands
82.4
7Switzerland
82.1
8Belgium
80.1
9Austria
80.1
10Luxembourg
79.8
11Germany
78.8
12France
76.7
13Slovenia
76.4
14Canada
76.1
15Japan
76.1
16Australia
75.1
17Malta
75.0
18Ireland
75.0
19Czech Republic
74.7
20Singapore
74.6
0255075100

世代を超えて教育、所得、キャリアを高めやすいかは、国や地域によって大きく異なります。

なぜ重要か

機会格差

進学や就職の結果には、家庭環境の影響が残っています

不平等の固定化

日本では、低所得世帯に生まれた子どもが平均的な所得水準に到達するまで、5世代・100年以上かかるとされています。

可能性の未活用

力のある学生が、教育や仕事の機会に届かないままになります

社会への影響

人材が力を発揮できないことは、社会全体の損失です

ソーシャルモビリティは、機会を与えるだけでは変わりません。機会を成果に変えられるかどうかが、問われています。

結果につながる支援

大学進学とキャリア形成の結果に影響する局面で、実践的な準備と実行を支援します。

学生は専任のメンターとプログラムを進め、各段階で成果物を作りながら、フィードバックを受けます。

ナラティブの土台

出願や面接の核となる、明確で信頼できる個人のストーリーを整えます

  • 志向・価値観・進路の方向性を言語化する
  • 経験をTMAYなどの構造化されたストーリーに整理する
  • 強みを見極め、効果的に伝える
TMAY原稿パーソナルナラティブ強みマップ

大学出願

志望校と伝え方を明確にし、出願の実行まで支援します

  • 志望校をリーチ/マッチ/セーフティで整理する
  • エッセイや出願書類を磨き上げる
  • スケジュールと提出戦略を管理する
志望校リストエッセイ提出計画

奨学金戦略

審査基準に沿って、納得感のある奨学金申請を準備します

  • 条件に合う奨学金と要件を洗い出す
  • ストーリーと選考基準を整合させる
  • 添付資料や回答文を準備する
奨学金リスト申請回答補足資料

面接準備

本番に近い練習を通じて、面接で力を発揮できる状態をつくります

  • 実際に近いシナリオで模擬面接を行う
  • フィードバックで回答を磨き込む
  • 緊張する場面での伝え方を整える
面接スクリプト模擬FBパフォーマンス評価

重要な局面で、一人ひとりが自分の力を出せるように支援します。

ステージが明確。進捗が見える。

  1. ファウンデーション

    方向性、価値観、現在地を整理し、使えるナラティブの土台をつくる

    TMAY原稿強みマップ
    ステージ 1
  2. ポジショニング

    ナラティブと目標を、出願に使える明確で信頼できるプロフィールに整える

    パーソナルナラティブ目標方針
    ステージ 2
  3. 戦略

    適性と伝え方を踏まえて、大学と奨学金の計画を立てる

    志望校リスト奨学金計画
    ステージ 3
  4. 実行

    フィードバックと修正を重ね、出願と面接準備を仕上げる

    エッセイ面接スクリプト
    ステージ 4
  5. 移行

    大学進学後から初期キャリアに向けた準備を進める

    キャリアナラティブ次ステップ計画
    ステージ 5

初稿から最終提出まで、各ステージの成果物で進捗を確認します。

体系化されたアプローチ

一般的な支援

  • 成果物が見えない一般的な助言にとどまる
  • 個別性の弱い自己PRになりやすい
  • 構造のない不定期なセッションになりやすい
  • 問題の発見が遅れる
  • 最後まで伴走しきれない

私たちのアプローチ

  • 明確なパーソナルナラティブ

    価値観や経験を、説得力のある一貫したストーリーに整える

  • 体系化されたプロセス

    各プロセスに目的と成果物を定義する

  • 課題の早期発見と修正

    結果に影響する前に課題を特定し修正する

  • 実行まで伴走

    初稿から最終成果まで、具体的に前進させる

助言だけにとどまらず、具体的な成果を一つひとつ積み上げます。

対象となる学生

大学進学を目指す力があり、準備と実行の支援を必要としている学生を対象とします。

  • 大学進学に取り組む意欲がある
  • 目標と準備の進め方を整理したい
  • 家庭や学校だけでは十分な支援を受けにくい

一人ひとりに責任を持つため、人数よりも支援の深さを重視します。

メンター

ソーシャルモビリティ・ジャパンは、大学進学とキャリア形成の節目で、構造的かつ長期的に伴走できるプロフェッショナルと協働しています。

メンターは一人ですべてを担う必要はありません。共通の枠組み、セーフガーディング基準、実用的なプラットフォームのもとで支援を行います。

メンターが支援する領域

方向性と目標

進学志向、学びの道筋、強み、長期的な方向性の整理を支援します。

出願と面接

エッセイ、出願書類、奨学金資料、面接準備へのフィードバックを提供します。

構造的なフィードバック

明確なフィードバック、実践的な助言、反復的な改善を通じて成長を支援します。

長期的な成長

自信、コミュニケーション、意思決定、大学・社会への準備を育てます。

実践で磨き、データで改善する

このプログラムの中心にあるのは、学生への直接支援です。一人ひとりに時間をかけ、反復しながら丁寧に関わるため、規模よりも深さを優先した設計です。一方で、セッションや成果物は体系化して記録し、支援の質を継続的に改善しています。

主な指標

ステージの完了状況面接通過率内定率TMAYの明確度エッセイの質ナラティブの一貫性出願準備の進捗セッション完了率修正回数フィードバックの反映度課題への対応時間よくあるつまずき離脱ポイントインターンシップの決定

次の情報をもとに、支援の仕組みを継続的に見直します。

  • セッション記録と成果物を構造化する
  • ステージごとの進捗を確認する
  • 繰り返し起きるつまずきを特定する
  • モジュールとメンター向けガイドを更新する

現場で得た事例をもとに支援を磨き、学生ごとの進捗データを使って改善を続ける仕組みです。

結果につながる道を、共に開く

支援を必要とする方、メンター、パートナーシップを検討している方はご連絡ください。状況を伺い、できることを率直にお伝えします。